内装解体は“空間づくりのスタート”。リフォームや店舗改装を成功させる「丁寧な解体」6つの工程

内装解体と聞くと、「ただ壊すだけの作業」というイメージを持たれる方も多いかもしれません。ですが、実際の現場はもっと繊細で、もっと奥が深い仕事です。私たちのポリシーである 「壊して新しい空間をつくる」 という言葉の通り、解体は“終わり”ではなく“始まり”です。これから始まる新しい内装工事や店舗づくり、住まいのリフォームにつながる、とても大切な工程なのです。


内装解体ってどんな仕事?

内装解体とは、建物本体(構造体)を残しながら、内部だけをきれいに取り除く工事のことです。

壁や天井、床材はもちろん、設備・電気配線・空調ダクト・什器や備品まで、現場によって撤去する範囲はさまざまです。


一見「壊す」作業に思えますが、実は“残すべき部分を壊さない”という慎重さが必要になります。構造体を傷つけてしまうと大きなトラブルにつながるため、機械だけに頼らず、人の手で丁寧に作業を進めることも多いのが特徴です。


また、近年は環境意識の高まりや法規制の強化により、分別解体やリサイクルも求められています。

ただ壊すだけではなく、「安全に」「正しく」「環境に配慮しながら」行うのがプロの解体工事です。


私たちが大切にしていること

当社が何より大切にしているのは「壊して終わり」ではなく、その先の空間を思い描きながら作業することです。

• 次に入るテナントがスムーズに工事できるように

• リフォーム業者さんが作業しやすいように

• 元の設備を生かしたい場合、破損を防ぐように

• オーナーさんが無駄なコストを払わなくて済むように


こうした“次につながる工夫”こそ、内装解体ならではのプロの仕事です。

壊すという行為は一見シンプルですが、「どこを残すか」「どう壊せば最短で次の工程に引き継げるか」という判断が、品質を大きく左右します。


実際の仕事内容の一部をご紹介


■ 1. 現地調査(下見)


内装解体のスタートは、現場の状態を細かく把握することから始まります。

• 壁の中の配線はどうなっているか

• 天井裏にダクトや設備が通っていないか

• 床材はどんな構造になっているか

• 残す部分はどこか


これらをしっかり確認しないと、思わぬトラブルや工期の遅れにつながります。

図面と実際の現場が違うことも珍しくないため、プロの視点で細部までチェックすることが欠かせません。


また、廃材の量の予測や、使用する工具の選定、搬出経路の確認などもこの段階で行います。

現場調査が丁寧だと、全体の作業効率が大きく変わってきます。



■ 2. 養生(ようじょう)作業


解体工事で最も大事なのが「周囲への配慮」です。

• エレベーターの壁

• 共用部の床

• 隣のテナント入口

• 建物オーナーが残したい部分


これらを傷つけないように、専用のパネルやシートでしっかり保護します。

特に商業施設やオフィスビルでは、他の店舗や会社が通常営業していることも多いため、騒音や粉じん対策も重要です。


養生の丁寧さは、その会社の仕事のレベルを直接表す部分でもあります。

安全のため、そして信頼のために欠かせない工程です。



■ 3. ライン撤去(設備の取り外し)


解体に入る前に、電気・給水・ガス・空調など、さまざまな「ライン」を停止して取り外します。

• 電気が生きているまま壁を壊すと感電の危険

• 水が止まっていないと水漏れが起きる

• 空調設備は天井裏にあり、落下の危険もある


こうしたリスクを避けるため、専門の電気業者・設備業者と連携して、安全に撤去していきます。


特にテナントの原状回復では、元々ある建物側の設備を残すケースも多いため、壊すところと残すところの区別が非常に重要になります。



■ 4. 内装材の撤去(天井・壁・床)


ここからいよいよ本格的な解体作業に入ります。


● 天井の解体

軽天(軽量鉄骨)で組まれた天井を外し、ボードを一枚ずつ撤去します。

天井裏には配線・ダクト・スプリンクラーなどが走っているため、最も慎重な作業になります。


● 壁の解体

壁材(石膏ボード、木下地、LGSなど)を外し、必要に応じて下地も撤去します。

「ここは残してください」という部分を傷つけないのがポイントです。


● 床の解体

フローリング、タイルカーペット、長尺シート、モルタルなど、床の種類に合わせて工具を使い分けます。

床材は意外と手間がかかる部分で、接着剤の強度によっては機械を使う必要があります。



■ 5. 分別・搬出作業


内装解体で非常に重要なのが「廃材の分別」です。

• 木材

• 金属(LGSなど)

• 石膏ボード

• ガラス

• プラスチック

• 電線


など、種類ごとに仕分けし、法律に沿って処分します。


分別を丁寧に行うことでリサイクル率が上がり、環境負荷を減らすことができます。

また、分別がきちんとしている会社は、建物オーナー様や元請けからの信頼も厚くなります。


搬出は、安全に配慮しながらエレベーター・階段・台車を使って行います。

建物の規約により“夜間しか搬出できない”といったケースもあるため、スケジュール調整も欠かせません。



■ 6. 仕上げ・清掃(原状回復状態の確認)


内装解体の最後は、次の工程がスムーズに始められるように、見た目だけでなく細部まできれいに整える工程です。

• 床の清掃

• 壁や柱の傷の確認

• 解体漏れがないかチェック

• 養生の撤去

• 残す設備の最終確認


「ただ壊して終わり」ではなく、建物を使う人、次に工事をする業者さん、オーナー様が気持ちよく次へ進めるよう、最後まで責任を持って仕上げます。


この「仕上げの丁寧さ」が、プロの内装解体会社かどうかを決めるポイントでもあります。




まとめ:内装解体は“空間づくりのスタート”

新しい店舗や新居が完成した時、そこには必ず内装解体の仕事が関わっています。

「きれいに壊す」ことができていなければ、工事がスムーズに進まなかったり、余計なコストがかかったりすることもあります。


だからこそ私たちは、

“壊して、新しい空間を作る”

というポリシーを胸に、ひとつひとつの現場に向き合っています。


ただの破壊作業ではなく、未来につながるクリエイティブな仕事として、これからも丁寧で誠実な解体工事を提供していきたいと思います。



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どのようなご相談でも構いません。まずは現場の状況をお聞かせください。